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NEWS&COLUMN

4周年

コラム

本日、さわらび漢方薬局は4周年を迎えました。ようやく新型コロナも落ち着きを見せています。ご相談に来局された皆さん、感染しても漢方薬で事なきを得て回復されたり、かかった後の後遺症からも驚くほど元気になられた方もおられます。つくづく漢方薬の力を再認識しました。

今年度からは薬膳もしっかり勉強して、日々の生活に取り入れられるいいお話をこの欄で書いていきます。今後とも何卒宜しくお願い致します。

令和5年4月16日(日)臨時休業

重要

4/16(第3日曜)は臨時休業とさせて頂きます。その他の4月のお休みは毎週水曜(5日,12日,19日,26日)です。

4/23(第4日曜)と4/29㈷は営業致します

小正月~年頭のご挨拶~

コラム

早いもので年が明けて2週間。今日は小正月です。昔から小豆粥を食べる習慣があります。小豆「赤小豆」という生薬で水はけをよくしたり、清熱解毒の働きがあります。お正月でごちそうを食べた胃腸を休めるのに丁度いいでしょう。

新型コロナは相変わらず猛威を振るっていますが自衛策としては身体を冷やさないことです。食養生としては冬に収穫されるものや土の中に向かっていく根菜類(大根、山芋)などを積極的に摂りましょう。

冬は「腎」の季節といわれます。「腎」はアンチエイジングの要です。ここを温めて機能を低下させないことが大事です。今年もアンチエイジングと漢方の両面から考察をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

年末年始のお知らせ

重要

12月25日第4日曜定休日

12月31日㈯~1月4日㈬ お正月休み

尚、12月28日㈬は営業いたします

何卒宜しくお願い致します。

臨時休業のお知らせ

重要

10月22日㈯ 12時から営業

10月23日 第4日曜定休

10月30日 第5日曜臨時休業 とさせて頂きます

9月19日㈷、25日(第4日曜)は営業致します

重要

9月のお休み

毎週水曜日・・・9/7,9/14,9/21、9/28

祝日・・・9/23㈷

尚、9/19㈷、9/25(第4日曜)は営業致します。よろしくお願いいたします

9月12,13日は17:30にて終了

重要

勝手ながら9月12日㈪、13日㈫は17:30にて終了させて頂きます。

何卒宜しくお願い致します。

 

8月のお休み

重要

8/14㈰、8/15㈪・・・夏季休業

8/21㈰第3日曜・・・臨時休業

尚、8/11㈷、8/12㈮、8/13㈯および8/28㈰第4日曜は営業致します(9:30~18:00)

 

 

 

 

 

「アルツハイマー病を防ぐには」・・・日本抗加齢医学会総会に参加して②

コラム

現在、超高齢化のすすむ日本ではアルツハイマー病にかかる人が増加しています。アルツハイマー病は発症する25~30年前からすでに脳の中では異変が始まっているのです。でも逆に言えば発症するまでの長い年月の間に手を打つことで発症を抑えたり遅らせたりできるということです。

そもそもアルツハイマー病の原因はアミロイドβというゴミのようなものが蓄積することですが、同時に脳内の微小血管に障害が起きることで発症します。この2つが揃って発症するのです。アミロイドβが溜まらないように排出させること、いかに血管を若々しく保つかが大事だという事です。では、何をすればいいのでしょうか。私達が日常生活で取り入れられることで現在、有効と言われるのは以下のようになります。

1.昔ながらの日本食。特に米・味噌・魚・緑黄色野菜・海藻・漬物・緑茶・きのこ・大豆と大豆製品・コーヒー

2.適度な運動と生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病)の治療。特に糖尿病の管理が重要。女性は血糖値の上昇によって受ける影響が大、との事。

3.アルツハイマー病の前段階(軽度認知障害MCI)では過度のアルコール摂取や難聴は悪化を早めることが判明。MCIの段階では正常域に戻ることも可能なので是非、適度なアルコール摂取と難聴を放置しないことを心掛ける。

50歳を過ぎた頃から取り組むことが勧められています。残念ながら発症した時にはすでに神経細胞は変性しており病態を改善するのは大変です。血管を元気に保つことは血流と大いに関係があり、末梢の細い血管までしっかり血流を保持することが大事です。漢方薬にはもともと「活血」という考えがあります。漢方薬にも期待できることがたくさんありそうです。

 

「日本食」はやっぱり「長寿食」・・・日本抗加齢医学会総会より①

コラム

2022年6月17日~6月19日まで日本抗加齢医学会総会が大阪で開催されました。そこで発表されていた内容で身近なものをご紹介いたします。

30年以上に渡って世界の長寿食を研究されている家守幸男先生の発表によると、魚や大豆食品が多い日本食や地中海食は脳卒中や心筋梗塞の発症を抑えているとのこと。1)魚に含まれるタウリン、大豆に含まれるイソフラボンの摂取が多いと心筋梗塞による死亡率を下げる。2)兵庫県での調査で魚・大豆の摂取が多い人たちは動脈硬化を防ぐHDLコレステロールが増加し認知症予防が期待される葉酸も多い。

ただ残念ながらこれらの人たちの塩分摂取量が多いことも判明。血圧上昇を招く塩分過多には要注意。そこで魚の塩焼きやお刺身の醤油はなるべく少なくする「適塩」で健康寿命を延ばすことが期待できそうです。