嗅覚を鍛えることで認知機能が向上するという話の続きです。関連した別の発表では、精油のにおいをかぐアロマセラピーでアルツハイマー型認知症を予防するだけでなく発症しても改善が見込めるというものです。
具体的には昼はローズマリー・カンファーとレモン、夜は真正ラベンダーとスイートオレンジの組み合わせが最も効果的だったとのこと。日中はアロマペンダント、夜は寝室にディフューザーを置いて実験したそうです。
アルツハイマー型認知症はまず先に嗅覚がやられてしまうことが分かっています。ですからアロマセラピーで嗅神経を刺激して活性化させることで予防だけでなく改善の可能性もあるというのはうれしいことですね。もちろんすべての人に応用できるわけではないかもしれませんが手段があるのは心強いことです。