今年は新年のご挨拶もそこそこに元旦から大地震が起き、心休まらぬ年明けとなりました。
被災された皆様が一日も早く穏やかな暮らしを取り戻せることをお祈り申し上げます。
早くも明日は「大寒」。一年で最も寒い時期です。東洋医学の五行学説では冬は「腎」の機能が活発になる季節と考えます。
つまり来るべき春や夏に活動できるように滋養を蓄え、体を休めることが求められます。その為に早寝、ちょっと遅く起きる(日が昇ってから)。そして腎は寒さに弱く、体を冷やすとその機能が損なわれてしまいます。タンパク質豊富な肉や温野菜などを使った温かい食事をとりましょう。黒い食材(黒豆、黒ゴマ、黒きくらげなど)や適度な塩分も腎を守る為に必要です。
そこでお勧めなのが「お粥」。特に朝粥は目覚めたばかりの胃腸に優しく、温かいお粥が体温を上げ血行もよくなります。炊いたご飯で作れば時間も短く便利です。インフルもコロナもまだまだ油断できません。冷えに注意して春に備えましょう。