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NEWS&COLUMN

夏バテ予防に「生脈散」

コラム

生脈散は3つの生薬、人参(気を補う)・麦門冬(陰液を補う)・五味子(陰液が漏れるのを防ぐ)からなる漢方薬です。

「生脈散」という名前は「脈を回復させる」という意味でつけられました。
「気(エネルギー)」と「陰液(体に必要な体液)」を同時に補う、エネルギー回復のお薬です。
特に夏は暑さで「気」を消耗するだけでなく、汗と一緒に流れてしまい疲労感が強くなります。

”毎年夏バテする” “大汗かいてクタクタ” ”暑くて食べられない” “熱中症が心配” という方にお勧めです。
(体質に合わない場合もあるのでご相談下さい。)

今日は夏至

コラム

今日は1年のうちで昼間が最も長い1日です。その上、今年は部分日食と重なりました。

日食は太陽の前を月が横切ることで太陽が欠けて見える現象。夏至の日食は江戸時代以来、372年ぶりだそうです。次回は782年後とか・・・

さて、夏は陰陽五行説では、「火」に属し「心」の機能が盛んになると考えられています。
中医学では暑さは「気」を損ねるので激しいスポーツはひかえてお昼寝をして、
寝るのは遅くなってもいいが、朝は早く起きるように教えています。

さて、暑気払いにはレタス・きゅうり・トマト・ニガウリなどの夏野菜やバナナなどの南国のフルーツがお勧めです。
(冷え性の人や虚弱体質なら、にがうりはひかえめに。)

これからの夏本番にむけて夏バテ防止には何といっても「冷たいもの」は控えめに!

お腹を冷やさないことです。温かいスープや汁物を必ず食事に取り入れて下さい。

夏には夏のかぜ薬「カッ香正気散」

コラム

もう夏至が目の前だというのに未明からの大雨で気温もぐっと下がりました。こんな時は体調を崩しがちです。

この時期の夏風邪はいつもの風邪とちょっと違って、
「熱っぽくてだるい」「食欲がない」「下痢・軟便」「何となくお腹の調子が悪い」といった消化器の症状を伴うことが特徴です。

こんな時にお勧めなのが「カッ香正気散」。

体の「湿」を取り除いて乱れた「気」を正すお薬です。飲みやすい味のいいお薬です。
うちでは小太郎漢方さんの商品を在庫しています。

今日は春分の日

コラム

今日は春分。昼と夜の長さがほぼ等しくなり、
この日を境に太陽が出ている時間が長くなっていくので本格的な春を告げる日です。

陰陽五行説ではこの日が陰陽転化で、陽気の方が強くなっていきます。
私たちの身体も自然界に呼応して体内の陽気が生長していくので朝は早く起き、
ゆったりとした服装でリラックスした気持ちで過ごすように説いています。

ただ、この時期はまだ寒暖の差がありカゼをひきやすい季節ですから、
身体を冷やさないようにニラ、ねぎ、生姜、香菜を食事に取り入れたいです。

立春

コラム

今日は立春。暦の上ではもう春ですが、ここ数日はまだまだ寒い日が続きます。
この時期は来る本格的な春を迎えるためにも身体を冷やさないようにすることが大事です。
「千金要方」という中国の医書には服装は「下は厚く上は薄く」といっており下半身は温かくして少しづつ上着を薄くしていくことが大事だと説いています。
とにかく腰から下は冷やさないようにしましょう。

八つ目鰻キモの油

コラム

今日から2月。
もう立春が目の前ですが実際は1年で最も寒い時期です。また空気も乾燥しており特にドライアイにも要注意です。

昔から「目にいい」といわれているのが八つ目製薬さんの“八つ目鰻キモの油”。

ヤツメウナギは魚体全体にビタミンAをはじめビタミンB群、D、E、の他EPAやDHA、ミネラルも豊富に含まれています。
このヤツメウナギは養殖不可能な天然魚でここから抽出した天然のビタミンを含有していることは特筆すべき点です。

祖父母の代から飲んでいる方は「風邪もひきにくくなった」とか
最近飲み始めた方は「お肌の調子がいい」といった声も聴かれます。サンプルもございますのでご相談ください。

 

板らん根エキス

コラム

今日から12月。
いよいよ寒い冬の季節がやってきました。空気も乾燥して風邪やインフルエンザにも要注意。

風邪もインフルエンザ同様、ウイルスが原因。この時期にお勧めなのが「板らん根(バンランコン)」。
板らん根はホソバタイセイという植物の根です。葉は藍染めの染料「インジゴ」がとれます。
昔から藍染めの衣服は虫除けや毒蛇から身を守るといわれます。

根の板らん根にも基礎研究で抗菌、抗ウイルス、消炎解毒、免疫増強といった作用がわかっています。
毎日、または人の集まるところに出掛ける、「ひいたかな?」という時でも間に合います。

是非、この時期の生活に取り入れてみてください。

「板らん根エキス」(小太郎漢方)1包55円でご入用な数量で販売いたします。是非、ご活用ください。

木枯らし

コラム

昨日、近畿地方に木枯らし1号が発表されました。

暦のうえでも今週8日は「立冬」。

冬が目の前です。
この時期は寒暖の差が激しく空気も乾燥して「肺」を痛めやすくなります。

辛味や酸味をきかせた温かい食事をとりましょう。
生姜やねぎ、にんにく、コショウなどの適量の辛味は肺の働きを助け、風邪の予防も期待できます。

「未病」と漢方

コラム

「未病」とは一言でいうと、病気になる前の段階のことです。

例えば認知症なら発症する20年前から脳内に原因とされるアミロイドβの蓄積が始まっており、
また癌も画像で発見できるようになるまで数年かかります。
このように考えると健康と病気の境目ははっきり線引きできないのです。

認知症も癌も生活習慣と密接に関係することが知られており、日常生活を正しく送ることがこうした病気を防ぐことにつながります。

現代医学では、朝が起きづらいとか、爪が割れやすい、雨が降ると頭が痛いといった症状には病名が付きませんが
漢方的には「未病」ととらえて治療の対象となります。

この段階で体調を整えておくことは病気の予防だけでなく日々の活動も向上させます。
病気にならない身体つくりに漢方を活用してみるのも一つの手段ではないでしょうか。

学会・その2

コラム

前回に引き続き抗加齢医学会総会での話題について

②体内時計の老化とアンチエイジング

人間の身体には全身の細胞に体内時計が存在しており、
この体内時計が様々な生理機能を正常に維持することに役立っています。

ところで週末の「寝だめ」はこの体内時計の乱れを起こすようです。

毎週末、2,3時間遅くまで寝ていると、体内時計がずれて毎週末プチ時差ボケが起きていることになります。
これは蓄積されて身体にダメージを与えます。

また、老化とともにどうしても体内時計のリズムが悪くなりますが、
規則正しい食事はこのリズムを保ってくれるそうです。
どちらにしても規則正しい生活を心掛けることがアンチエイジングにつながるようです。